■食欲不振・体重増減

 

一般的にうつ病初期段階では食欲が低下することが多く、食べたい物を食べたいという意欲が低下し、少量の食事で満腹感を感じてしまいます。その為、数カ月で体重が数キロも落ちてしまいます。

 これは、末梢性の消化機能の低下による影響でありメカニズムとして考えられています。もちろん必要量の食事を摂取しないと身体は衰弱し、脳の思考力も低下します。 自分自身でも食べなくてはいけないと分かってはいるものの、スムーズに食事がとれず無理に摂取するものの嘔吐をおこしたり、食べること事態に抵抗が出てきます。

 また、他者の心配により食事摂取を進められるも、うつ病患者にとっては、それを苦痛としストレスと感じてしまいます。また、人によってはストレスにより過食になることもあります。

 食事は生きていく上でとても重要な事であり、生命の危険にも繋がりかねません。このような症状が現れ始めた際にはすぐに精神科医に相談をする事を勧めます。